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北部文字とは、北部地方を中心に用いられている文字である。

書き方

北部文字は下から上へ書き進める縦書きで、左から右へ改行する。
単語の間には少し間隔をあけ、単語内では文字を詰めて書く。

なぜ北部文字は下から上へ書き進めるのか?

なぜ北部文字が下から上に向かって書き進めるのかは諸説あるが、「下から上に向かうことで段々と神様に近づく」というのが現在最も有力な説である。また、「航海中に中継地点となる港を出発点から近い順に書いていたため」という説もある。
北部文字は神事・日常生活(主に貿易)の両方で用いられるが、どちらで誕生したのかははっきりわかっていない。現在は神事が先で前者の説が正しいとされているが、もし日常生活が先だった場合は後者の説が正しいことになる。

母音


北部文字の母音は基本的に5種類あり(言語・方言によって新たに母音が追加される場合もある)、長母音や二重母音などは基本的に5種類の短母音をもとに記される。
中央に長い横線が一本、そして短い縦線(または横線)が引かれているものが母音である。

基本的な記法

図のように二重母音を表す場合は先に発音する方を下、後に発音する方を上に書き、長音の場合は上下つなげて書く。
u(ウ)の表記のみ例外で、長母音の場合は上に横線を一本追加、二重母音の場合は前述の書き方通りに横線を追加する。
※ただし北部文字を用いる言語は短母音と長母音を区別しないものがほとんどである。

半母音の記法

半母音とはy/w/rのことであり、北部文字はハングル文字などと同じように母音の一部として表記する。
図のように母音の前にyを入れる(小さい「ゃゅょ」を付け足す)場合は右下に横線を、wを入れる(小さい「ゎ」などを付け足す)場合は左下に横線を書く。
rは母音の後に付き(英語の〜er,〜arなど)、上に右下から左上への斜線を書く(ūr,ourなどは短い横線より上に書く)。



子音

北部文字の子音は基本的に24種類ある(言語・方言によって新たに子音が追加される場合もある)。ただし5種類の活用子音と3種類の非活用子音が基本となっており、5種類の活用子音が活用することで24種類の子音を表記する。
中央に長い縦線が引かれているものが子音である。
子音が連続する場合は中央の縦線をつなげる。

基本の8子音

北部文字の基本の8子音とはp,t,k,s,ts,h,r,lである。図の最左列と最右列のように記す。

活用子音の活用方法��(濁音・鼻濁音)

北部文字の活用子音(最左列の5子音)を活用する場合は、縦線の左右に短い縦線を追加する。濁音(「゛」を付け足す場合)は左側、鼻濁音(n,mなど)は右側に書く。
この際t以外の子音に付け足す場合は、長い横線または斜線に重ならないように少し上下にずらす。

活用子音の活用方法��(副形)

北部文字特有の活用方法として、副形という活用が存在する。p,tの副形は子音を判別する線が中央の縦線の左側のみに書かれ、s,tsの副形は斜線が逆向きに書かれる。
活用方法はp→f,t→th,s→sh,ts→chである。kの副形は基本的に存在しないが、言語・方言によっては追加される場合もある(詳しくは追加されている各言語・方言のページを参照)。
副形が濁音化する場合は、通常の子音と同様に短い縦線を左側に書く。



数字

北部文字の数字は16進法に対応している。ただし厳密には16進法というより、2進法を4ケタずつ記すようなものである。
中央を通る縦線・横線がなく、代わりに長い斜線(やや横向き)と短い縦線・斜線(0は長い斜線のみ)が引かれているのが数字である。
図の最左列のように1,2,4,8(それぞれ2の0〜3乗)に応じて短い線を追加し、1ケタで0〜15までの数を表す。桁数が増える場合は、書字方向と同様に大きいケタを下、小さいケタを上に書く。



関連ページ

エチガン文字?:北部文字の基になった文字。エチガン人が用いていた。

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