中部文字とは、三川地方を中心に用いられている文字である。
中部文字の子音は5種類の可濁子音(濁音になれる子音)と5種類の不可濁子音(濁音になれない)に大別される。一部の子音には変化形が存在する。
左側に縦線が引かれているものが子音である。
長子音(小さい「っ」を付け足す場合)は二つの子音を連続して書く(その際左側の線はつなげる)が、同じ記法が「後の母音にアクセントをつける」意味でも用いられる。
左側に縦線が引かれているものが子音である。
長子音(小さい「っ」を付け足す場合)は二つの子音を連続して書く(その際左側の線はつなげる)が、同じ記法が「後の母音にアクセントをつける」意味でも用いられる。
図の最上段にある5種類の子音が基本の可濁子音である。
図の偶数段目のように、左側の線を二重にすると濁音になる。
可濁子音のうちs,tには活用形が存在する。s→sh→th、t→chとなるが、活用方法はそれぞれ違う。
図の偶数段目のように、左側の線を二重にすると濁音になる。
可濁子音のうちs,tには活用形が存在する。s→sh→th、t→chとなるが、活用方法はそれぞれ違う。
中部文字の数字は80進法に対応している。
80進法になった理由は、中部文字の基になったイセ文字とセキ文字にある。イセ文字では8進法を、セキ文字では10進法を使用していたため、どちらにも対応しやすいように80進法が採用されたとされている。(詳しくは後述の歴史を参照)
80進法になった理由は、中部文字の基になったイセ文字とセキ文字にある。イセ文字では8進法を、セキ文字では10進法を使用していたため、どちらにも対応しやすいように80進法が採用されたとされている。(詳しくは後述の歴史を参照)
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