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トキオ連邦とは、闘強都血夜堕区に首都を置く国家である。

第一次筑東戦争と国家成立

トキオ人はもともと23のポリス(都市国家)に分かれており、それぞれで自治が行われていた。
各ポリスでは自治が行われ、それと同時にポリスは連合会議によって緩やかにまとまっていた。
八万七四県などから連れてきた人々を奴隷にして、自分たちは裕福な暮らしをしていた。

開戦

そんなトキオのポリスたちだったが、108年、ある事件が起こった。
井原木県津久場市に首都を持つツクヴァ連邦が攻め込んできた。第一次筑東戦争である。
ツクヴァ連邦は井原木県全域と血馬県北部を支配する、当時世界最強国家のひとつである。
そんなツクヴァ連邦が衛弩川を越え、トキオのポリスたちに宣戦布告したのである。
トキオのポリスたちは急いでトキオ都市国家連合を形成し、一丸となってツクヴァ連邦の侵攻に抗った。

シノノミスの戦い

130年、トキオはシノノミス運河での戦いに備えていた。
小型の船が多かったトキオに対しツクヴァの船はとても大きく、正面から立ち向かえば負けは確実だった。
そこでトキオ軍は、ある秘策を思いついたのである。
それは、ツクヴァ軍の船を座礁させるというものだった。
ツクヴァ軍の船は大きい分、より深い水深を必要とする。一方トキオ軍の船は小さいので、浅い場所でも動ける。
八万七四県などから岩を切り出し、それを積んだ船ごとシノノミス運河の一か所に沈める。
ツクヴァ軍から逃げるふりをしてその一か所におびき寄せ、ツクヴァ軍が動けなくなったところで一斉にツクヴァ軍の船に乗り込み戦う。
そうしてシノノミスの海戦に勝利したトキオ軍は、海側での主導権を握った。

リョーゴキウスの戦い

141年、トキオはリョーゴキウスでの戦いに備えていた。
海側での主導権は握れたものの、陸側ではまだまだツクヴァ軍が優勢だった。
それをリョーゴキウスで逆転させようとしたのである。
当時リョーゴキウスには闘技場やその訓練所があり、大柄で力のある男たちがそろっていた。
トキオ軍は彼らに盾を持たせ鎧を着せ、歩く壁のようにして前線に立たせた。
大柄な彼らはツクヴァ軍の行く手を阻み、そのうちにトキオ軍の本陣に倒された。
そうして陸側での主導権も握ったトキオは、少しずつツクヴァ軍の前線を追いやっていった。

国家成立へ

151年、ついにトキオとツクヴァの間で和平協定が結ばれた。衛弩川条約である。
この条約でツクヴァは衛弩川以西への不可侵を約束し、トキオへ侵攻することがなくなった。
一方トキオは今回の戦争から統一国家の必要性を痛感し、トキオ都市国家連合を基盤とする国家建設を進めていった。
もちろん今までポリスごとに自治を行っていたことを考慮し、ポリス間の格差を極力減らした。
(※ただし、ポリス意識が薄れてからはその傾向がみられず、神呪苦区・血夜堕区に集中している。)

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