佐尉弾県北部に暮らしている民族。ムサシア準派の中でも混血が進んでいる。高温多湿の環境でも活動することが出来る。
タジミア人との関係について
タジミア人との関係について 
タジミア人は三川平原に暮らす三川系統のセキ準派に属しクマガイ人とは全く違う人種だが、彼らと同様高温多湿の環境下でも平気で活動できるほか、言語についてもいくつか共通点がみられる。クマガイ神話の中に「我々の先祖にはかつて、腹違いの兄(弟?)がいた。しかしこの二人は互いに対立しあっており、ある日ついに袂を分かつ決心をした。そして片方は我々が住むこの地に、もう片方は九十九の山と川を越えた西の地にたどり着いた。」(ムサシア語から翻訳、一部要約)とあるが、タジミア神話においてもほぼ同じ内容が語られている(ただしこちらではタジミア人視点で語られている)。このことから、一部ではこのとき袂を分けた兄弟がタジミア人なのではないかとされている。もちろん遺伝子的な共通点は全く見られず、また高温多湿の環境下で活動できる点も単に気候が似ているだけだとされているが、言語や神話にこのような共通点がみられる理由は解明されていない。
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